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partly cloudy 【ヒロアカ】

第6章 新米教師と新入生







「霞先生じゃ〜ん!!!
何なに!?俺の勇士を見に来てくれたのぉ!?」


「先生、俺頑張るから!見ててくれよな!!」




「見学させてもらいまーす!
上鳴くん、切島くん、みんなも!
期待してるからね〜!」



はーい!と声が上がる。
初戦組は各自反省をしているようで
少し雰囲気は暗めだ。
緑谷くんは負傷したようで保健室。




「よぉーし!
場所を替えて、2回戦!
行ってみよう!!!」



オールマイトが元気よく叫んだ。





授業が終了し、オールマイトはビューンと去っていった。
時間制限がギリギリだったのだろう。



「みんな、お疲れ様。
反省点をよーく復習して次回に活かしましょう!」



霞先生またね〜!
とみんなが声をかけてくれて
私は職員室へと戻る。



「ブラドキング先生、次のB組の実践訓練見学させてください!」



「もちろんだ。
どんどん見て行け!」



次はB組の見学に。
少しずつヒーロー科の生徒たちの個性を把握しておかないと。




「霞、あんまりスタートダッシュかましすぎるなよ?
ゆっくり行けよ?レッツスローペースでよ!」



「そうだぞ。
何も最初から全て把握しろなんて
無茶言わないから自分のペースでやれ。」



過保護な兄貴分たちは
書類整理の合間を縫って
事あるごとにヒーロー科の実践訓練の見学に行く私を心配してくれている。



「わかってる!
見学するの勉強になるんだもん。
色んな先生の授業見るもの、生徒たちの成長を見るのも、楽しいから。」



大丈夫!と笑顔を向ける。



「補足でアドバイスを入れてくれて助かるぞ、こっちは。」


とブラド先生がフォローしてくれて
ミッドナイトは


「うるさい男は嫌われるわよ〜?」



と消太くんをツンツンしている。
消太くんはやめろ。と怒っていた。



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