第19章 問題児たち
「爆豪は4日間!
緑谷は3日間の寮内謹慎!
その間寮内共同スペースの清掃!
朝と晩!!!
+反省文の提出!!!
怪我については
痛みが増したり引かないようなら
保健室へ行け!
ただし余程の事でなければ
婆さんの個性は頼るな!
勝手な傷は勝手に治せ!!!」
ひと息で怒鳴り終えた消太くんはため息をついている。
「以上!寝ろ!!」
バタン!とドアを開け
消太くんが退室して行った。
「霞先生もすみませんでした…」
緑谷くんが申し訳なさそうに謝った。
爆豪くんは「ケッ」と舌打ち。
「ふふ、ケンカする程、
仲が良いってゆうものね!」
ニコッと二人に微笑むと
オールマイトも笑ってくれた。
「なんでそうなるんだよ!!
仲が良いわけねぇーだろ!
こんなクソナードと!!!」
爆豪くんが怒って怒鳴る。
いつもの爆豪くんに戻った、かな?
「はいはい、
わかったから早く戻って寝なさい。
かっちゃんッ!」
「誰がかっちゃんだ!!!」
「かっちゃん、もうやめなって……」
緑谷くんが爆豪くんを宥め、
また爆豪くんが怒鳴る。
オールマイトが戻ろう。と声をかけ、4人で医務室を出た。