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partly cloudy 【ヒロアカ】

第9章 人知れず育つ






雄英体育祭が終わり、
体育祭の翌日と翌々日は休校。


しかしそれは生徒たちだけで
教師たちはこの休校日はとてつもなく忙しい。

プロヒーローから入った指名を集計し、
指名を受けた生徒に渡すためにリスト化する。


まずセメントス先生が
送られてきた指名を各学年に振り分け、
そして各学年の担任たちでクラス毎に振り分ける。
そこから更に各クラスの担任は自分の生徒の指名を確認。
あとはひらすらに打ち込みだ。

こういった作業はまだまだアナログなのだ。



私はまずクラス毎に振り分ける係だ。


セメントス先生からメールを受け取り
A組とB組に仕訳していく。
どこのヒーロー事務所かな?なんて
悠長に確認している時間はない。


速やかに生徒の名前を確認し、
消太くんとブラド先生に流す。

ちなみに私と同じ作業を
オールマイトも担当している。



私は伊達に長年サイドキックを務めていない。
こういった事務仕事は割と得意だ。
ババババ~!っと振り分けを終わらせた。

クラス毎の仕訳が終わったら
消太くんとブラド先生が各生徒ごとに分けたデータを
元にリスト化していく。



さすが消太くん。
こうゆう細かい事務作業も効率的にこなしている。
包帯も簡易的なものになったので動きやすそうだ。

それに引き換えブラド先生は
おお!鉄哲、よかったな!さすが、拳藤!などと
ひとつひとつ指名を確認してはコメントをしている。




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