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【沖矢昴・安室透夢】 Madeira〜琥珀色の姫君〜

第1章 点と点





糸くずをつまんだ安室の手の中には

ボタン電池のようなものが握られていた。

ダッシュボードの上に雑に転がす。




(あのコンビニの男か…

ここで壊せばそよ香さんの家が分かってしまう。

適当に迂回して捨てよう)




そよ香に取り付けられていたそれを睨むと、

安室はゆっくりと車を発進させた。







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