【沖矢昴・安室透夢】 Madeira〜琥珀色の姫君〜
第6章 一歩先*
もう快楽を受け入れるだけで精一杯だった。
胸への刺激が一通りすむと、
沖矢はみぞおち、腹、下腹部…と
あちこちに深緋色の証を散らしていく。
「…!沖矢さん…待っ…!」
嫌な予感がしてそよ香が上半身を起こすと
真っ白く傷ひとつない太ももを
沖矢は大きな手で持ち上げ、押さえつけていた。
「やだっ…あっ…!?」
手入れの行き届いた茂みをかき分けると、
ぷっくりと愛らしい割れ目が現れる。
ピッタリとくっついているが
奥からいやらしい蜜が溢れているのが分かった。
「み、見ないで…」
「どうして?とても可愛らしいですよ」
この光景は刺激が強すぎる。
そよ香は両手で顔を隠して枕に頭を沈めた。
沖矢の濡れた舌先が下から上へと割れ目をなぞると、
一瞬鋭い電気が全身を駆け巡り、
腰がぶるぶると波打つ。
「んんっっ!!やぁっ…!!な、に…っ!!」
目の前がチカチカして、
信じられないくらい強烈な快感が
そよ香の脳を刺す。
「ここ、舐められるのは初めてですか?」
「だめ…っ、です…!あぁんっ…!!」
息が乱れ、上擦った声が止まらない。
甘く切なく鳴き続けるそよ香を
沖矢は執拗に快楽の沼へ落とし込む。