第56章 相即不離(そうそくふり)
慶次『おーっと、ふざけてもらっちゃ困るぜ。
日ノ本いちの傾奇者、前田慶次の愛は別格だあ。』
秀吉『お前達…。ひなに惚れて誰よりも可愛がってるのは俺だ!そこは譲れん。』
ひな『なんか…話が変な方向に…。』
作者『ひなちゃんも起きた事だし、私はそろそろ お暇(いとま)を…さいならっきょー!』
ドドドドド…(走り去る音)
政宗『おい、待てっ!なんて速さだ。』
信長『で、あやつ一体 何者だったのだ?』
ひな『さぁ…。』
信長『まあ、解ったのは俺と貴様は相即不離で離れられないということだけだな。』
ひな『え?あっ、すみません、抱き着いたままでした!!』
一同『『『…信長さましか勝たん。』』』
(…真面目な話ばかりだと、たまに壊れる作者…でした。)
※相即不離〜互いに関係しあっていて切り離す事が出来ないという意味。
「相即」は仏教用語で、二つの事象が溶け合って、差別なく一体となること。「不離」は離れられないこと。