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【忍たま】男性恐怖症なくのたまと【R18】

第2章 鉢屋三郎


『…っ』

鉢「大丈夫だ。私に任せろ」

『は、はひ…』

只今、鉢屋先輩の膝の上にいます…どうしよう、死ぬかもしれない…

先程、緊張が解れたこともあって、次の段階に移ろうと言われたときに油断してしまった…

鉢「大丈夫。さっきも平気だったんだ、すぐに慣れるさ」

『あ、確かに…』

最初も手で慣らそうって言って慣れたんだし、だ、大丈夫なはず…!意識を別のものにそらせばいける、はず…!

鉢「(こうも簡単に言いくるめられて納得するとは…少し不安になるな…それよりも……この体制にしたのは私だが、目のやり場に困るな…)」

『(まだちょっと怖いけど、慣れていかないと…折角恐怖症治すために力を貸してくれてるんだから)』


でもやっぱりちょっと怖い…鉢屋先輩だんまりだし気まずい

鉢「…君は」

『へ、な、なんですか?』

鉢「いや、次の段階にうつるぞ。準備はいいか?」

『ひぁっ!』

鉢「!…すまん、君は耳が弱いのかい…?」

『そ、みたいです…』

変な声出ちゃった…恥ずかしい……

鉢「ほぅ…」

『すみません、変な声をだしてしまって…』

鉢「いや、私の方こそ悪いな…それじゃあ次に行こうか」

『はっ、ひっ!?』

返事をしようとすると、いきなり胸に変な感覚に襲われる、まっ、て…これ

鉢「安心しろ。すぐ気持ちよくなる」

『せ、せんぱ…んっ』

鉢「なんだ?」

『これっ、何をッ…♡』

鉢「ただ肩の力を抜かすだけさ…大丈夫だ。全て私に任せるといい」

『ぁ、う…でも、やっ…♡』

ずっと揉まれる胸に、少しずつ体の力が抜け始める。初めて触られる感覚に変な気分になってしまう…

『や、ぁ…♡♡』

鉢「気持ちいいか?」

『やだ、やめてくださ、ひうっ♡」


ぬるりとした何かが、首筋を伝いびくりと肩がはねる

鉢「私の言葉を疑わずに素直に聞く所は愛らしいが、もう少し男がどういう生き物か知っておいたほうがいい。こんなふうに襲われたくなければの話だがな」

『わ、わかりましたっ、だから、も…やめて…、♡』

鉢「…その顔も声も言葉も全て、男を煽るだけだぞ?」

『え…?ひぁ!♡♡』

鉢「君は中々男を煽るのが上手いらしい。」

『んっ、うぅ…〜〜〜っ♡』


鉢「まだ始まったばかりだ。精々私を愉しませてくれ」
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