• テキストサイズ

し ん あ い【鬼滅の刃/煉獄/R18】

第3章 優しさに触れて




~夢主side~

杏寿郎が家具選びを手伝ってくれると言ってくれたことを、お店に帰ってしのぶちゃんに話す。

「そうですか!それじゃ目一杯おしゃれしてお出かけしないとですね?」

「…なんで?家具見に行くだけだよ?」

しのぶちゃんは少し困ったような顔をしながら笑う

「あらあら、陽奈子さんもこういうことは鈍いんですね。」

「え?!何?どういうこと?」

「それってデートのお誘い、なんじゃないですか?ニコ」

でー…と?

「え、えぇっ!?いや、だって家具見に行く=デートなんて変じゃない?!そ、そんなしのぶちゃん考えすぎだよー!杏寿郎は友達だもん。」

その言葉にしのぶちゃんはため息。
蜜璃ちゃんも近寄ってきた

「陽奈子ちゃん、ちょっとズレてると言うか、鈍いと言うか…ね、しのぶちゃん?」

「そのうちわかると思いますよ。明日が楽しみですね?」

しのぶちゃんも蜜璃ちゃんもよくわからないことを口にする。


「うん、そうだね!楽しみ!いいソファあるといいなー」

「「(煉獄さん、ファイトです)」」





お店が終わって家に着くと、早速杏寿郎にメールを打つ。

『お疲れ様ー!明日は何時にどこ集合にする?』

それだけ送って足早にお風呂へ直行。

今日は念入りにお顔のケア。

パックなんて久しぶりにしたかも…

ん?でもなんで念入りにしてんだろ…

ま、久々のお出掛けだからか!
服は何着てこうかなー?動きやすい方がいいよね?

なんて明日のことを考えながら、お風呂上がりにスマホをチェック。

杏寿郎から返信がある。

『陽奈子もお疲れ様!明日は俺が陽奈子の家まで迎えに行こう!10時頃はどうだろうか?』

「(家まで来てくれるんだ!10時か…ゆっくり支度できそう!)」

『わかった!ありがとう、待ってます!』


なんだかとても心が踊るようだ。
この気持ちはなんなのだろう?

そう考えながら今日は明日に備えて、早めに寝ようと支度を始めた。




/ 352ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp