• テキストサイズ

し ん あ い【鬼滅の刃/煉獄/R18】

第2章 好きの違い




~夢主side~

「杏寿郎?変なのー?あ、どら焼とグレープジュースのお金…また今度でいいかな?あとで連絡してみよー、さて私も片付けて帰ろうかな?」

そう言って今日はもう帰ることにする


そんなに遅くならないうちの方がいいよね、杏寿郎にも危機感がないって言われたし!



電車に乗りながら、さっきの杏寿郎の行動を思い返す。


うーん、いつもと様子が違ったけど…
顔が赤かったから熱でもあったのかな?

あ、メールしてみよ…

『今日は差し入れありがと!なんか具合悪そうだったけど、大丈夫?』

これで、よし。
送ったと思ったらすぐにスマホが震える。

「(はやっ、って杏寿郎じゃなかった。しのぶちゃんだ。)」

『練習お疲れ様です。この前クリーニングに出していた煉獄さんの服が仕上がったそうです。明日にでも届けてくれるそうですよ。』

そうだった、そのことをすっかり忘れていた。
でも、無事に仕上がったみたいでよかった!

明日にでも返そうかな?でも、杏寿郎の家わからないし…
あ、電話して聞いてみよう!


最寄り駅に着くと、スマホを取り出し連絡先リストから杏寿郎の名前を探す。


通話ボタンを押すと、プッシュ音のあとにコールが鳴る。

〖プルルル…プルルル……お掛けになった電話は…〗

あれ?出ない。そうか、さっき用があるって言ってたよな。掛けちゃって悪かったかな?

そう思いスマホをしまおうとしたとき、ふと宇随さんなら杏寿郎の家を知っていそうだと考え、電話をしてみることに。
さっきの杏寿郎の様子も心配だし、杏寿郎の家にも行ってみたいな…サプライズで行ったらどんな顔するんだろー?
そんなことを考えながら宇随さんに電話を掛ける

〖プルルル…プルルル……お掛けになった電話は…〗

あれ、宇随さんもダメか…
みんな忙しいんだな。
と思ったらスマホが震えた。

《宇随さん》

着信名を確認してすぐに通話ボタンを押す

「も、もしもし?すみません、折り返し掛けてもらっちゃって…」

『おぅ、いいけどよ。どうした?』

「あ、あのっ、杏寿郎の家を教えて貰えないですか?」

『…ガタンっ!…っ、わ、わりぃ!!』

電話越しに何かが倒れる音が聞こえる

「い、いえ!大丈夫ですか?」

『お、おぅ!大丈夫だ、気にすんな!で、煉獄の家に何の用だ?』



/ 352ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp