第17章 海と夏祭り *
その指先を上へ、触れるか触れないか程度の力で沿わせて行き、下着の上からそこに触れてみる。
くちゅ…
「布越しでも分かるくらい、濡れているな…」
「やっ…言わなくていいっ…から、ぁっ!」
下着をずらし、直に触れて"密口"の付近を指の腹で上下に擦り上げる。そのままつぷりと指を"なか"に押し進め、入れた指を出し入れを繰り返す。
くちゅ、ぐちゅっ、くちゅりっ
「あっ…あぁっ…んあっ!」
「浴衣姿の君を愛でるのも…なかなかいいものだな」
「んっ、もぅ…何言って…っ、あんっ!…んやぁぁっ!!」
一番良いところを押し上げて、少しザラつく箇所を指先でグリグリとしてやると、身体が弓のように大きく仰け反って達してしまった。
「はぁっ、はっ、はぁ…」
ズルズルとその場に崩れてしまいそうになる陽奈子の身体を支えると、蕩けた瞳と視線が合う。少し乱れた髪が汗で頬に張り付いていて、はだけた浴衣からチラリと見える陽奈子の素肌。
その妖艶な姿にゾクリと腰から熱が沸き上がる。
「休ませてやりたい所だが…君の姿にもう我慢が出来ない…陽奈子が欲しい…」
そう言うと肩で息をしながら、小さく頷いてくれた。
自分の合わせから下着をずらし、ビクビクと脈を打つ"雄"に急いで避妊具を着ける。
陽奈子の片膝裏をグッと持ち上げると、とろとろになったそこが花火の明るさで露になる。
先端を宛がうと、既に俺のを誘うようにひくひくとしている。
ずちゅっ
「陽奈子っ!」
「ああっ!!…っ、ひゃんっ!!」
一気に押し進め、何度も陽奈子の"なか"を打ち付ける。それを必死に堪えようと、俺の首に腕を回してしがみついてくる。
「はっ、はっ…陽奈子…君がっ、可愛くて…堪らない…!」
「あっ!きょ、じゅろっ…はげ、しっ…ぁあんっ!」
膝裏を更にグイッと持ち上げると、陽奈子の最奥まで届く。その最奥をトントンと先端で刺激してやると、また"なか"がキュッと締まり絶頂が近そうだ。
「…やぁっ!お、奥っ!はあっ、イッちゃ、うっ…」
「っ…陽奈子っ!一緒にっ…うっ、くぅっ……」
「あぁっ!きょじゅろっ、一緒、にっ…ああぁっ!!!」
陽奈子が達すると同時に、俺も熱を吐き出した。