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し ん あ い【鬼滅の刃/煉獄/R18】

第10章 つどい




~綾side~


今日ももうすぐ閉店。
早く陽奈子に会いたいな~♡
煉獄さんとその後どうなったか気になるし…♡
今日は質問攻めしちゃお~っと。


そんなことを考えていると、目つきが相当悪いお兄さんと、くりくりした目が印象的なTHE女の子カップルが腕を組んでご来店。


「…いらっしゃいませー………うぇ?」


見覚えのある2人……えっとー、思い出せない……
誰だっけ…女の子の方は……あっ!!!陽奈子から煉獄さん盗ろうとした泥棒猫(未遂)だ!!それと……あの人は不死川さん、だったよね?なんで2人が一緒に?


一体どういうことだ?と考えていると、不死川さんと目が合ってしまった。

「…!お、お前は確か陽奈子の……」

「さねみん、どうしたの?知り合い?」

「さね、みん…?あ、お二人はそういう関係ですか。成る程、それなら陽奈子の恋路を邪魔するやつはいなくなりましたね」

どうやら2人は付き合ってるみたい。煉獄さんに猛アタックしてたけど、あんなの目の前で見せられればそりゃ身を引きますよ。あ、いやいやそうじゃなくって……

「一応、付き合ってる……玲愛、覚えてねェか?陽奈子のダチだァ。この間一緒の店にいただろォ?」

「一応って、さねみんひどい~…えっと、あ!確か……?」

「冨岡綾です。あんな状況でよく覚えてましたね…ところでどうしてここに…?まぁ、和菓子屋なんだから何か買いに来てくれたんでしょうが……」

そう聞いてみれば不死川さんは恥ずかしそうに話し出す。

「ここのおはぎが美味いって聞いてなァ。俺はおはぎが好きだからよォ、こいつも甘いのは好きだから買いに来た。文句あんのかァ?」

「いや、ないですけど…おはぎ、好きなんですか!?意外……いや、和菓子好きな人に悪い人はいないですから!…普通に嬉しいですっ!私が作ったおはぎ美味しいって言って貰えて!!ささっ、好きなだけどうぞっ」

店頭に並んでるおはぎは最近私が仕込んでいるものだ。だからそう言って貰えるとすごく嬉しい!

そう思っていると再びお客さんが入ってきた。
巨乳のお姉さんが入るなり「あれ?不死川さんっ?」と声をかけていた。

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