第2章 報酬ナイト/ラギー/甘
とある錬金術の授業中
『次はこれを入れて……』
ドンッ
『え』
ドボンッ
薬品が規定の量より多く入ってしまった
クルーウェル「仔犬!!避けろ!!」
『え?』
ドォン!!
爆発した液体はへかかった
『うぅ……びちゃびちゃ…』
クルーウェル「お前らは近づくな!仔犬、立てるか?」
『はい…』
クルーウェル「まずは着替えて保健室へ向かうぞ」
『わかりまし……わあっ!』
立とうとしたら足を滑らせて顔面を強打
『いたたた…』
クルーウェル「仕方ない」
クルーウェルは自分の上着をに着せ、抱きかかえて保健室へ向かった
―――――
『すみません…』
クルーウェル「仔犬のせいではない。駄犬共のせいだ。周りをちゃんと見ていなかった。あとで注意しておく」
『はい…』
クルーウェルは授業へ戻り、は保健室の先生に言われてシャワーへ向かった
キュッ ジャーー
『きゃーーー!』
出てきたのは冷水のシャワー
『つ、冷た……!』
故障なのか何なのか冷水しか出ない
『ううう…』
体のベタベタを落として運動着に着替えた
『さ、寒い…』
保健室へ戻ってきたは先生へ出来事を話した
先生は毛布を用意してベットで寝かせてくれた
『はぁ……ついてな…』
ふと目をやるとすぐ近くにクモが
『ひっ……やーーーーー!!』
飛び起きてベットの柵に足を躓かせ床へ落ちた
『い…痛い……』
保健室の先生も声を聞きつけて飛んできた
擦りむいたおでこに絆創膏を貼り、ベットへ戻った
一休みして教室へ戻ろうと歩き出したが、階段から落ち、鳥に襲撃され、扉に指を挟め、教科書で指を切る
一授業終わる度に保健室へと向かった
『うう……体中痛い…』
ラギー「あれ、くん?」
『あ、ラギー先輩…』
ラギー「傷だらけじゃないッスか!どうしたんスか?」
『実は…』
授業で液体を被ってからのことを話した
ラギー「それってもしかしてアンラッキーになる薬でも被ったんじゃないッスか?」
『アンラッキー…』
ラギー「まぁただの予想ッスけど」
『はぁ……いつまでだろう…』
ラギー「……もしよかったらオレが守ってあげるッスよ」
『え…』