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扉の向こう【ツイステ短編R18有り】

第4章 好きの意味/フロイド/甘




―――モストロラウンジ―――


『お待たせ致しました』

図書館からモストロラウンジのバイトへ

ジェイド「さん、これを3番テーブルにお願いします」

『はーい』

アズール「フロイド、あなたも働きなさい」

フロイド「えー…」


「お、監督生じゃん」

『どうも』

「ここで働いてんの?」

『そうです』

「マドル払うからさ、ちょっとここに座って相手してよ」

「暇なんだよね」

『暇なら帰ればいいじゃないですか…』

「まぁそう言わずに」

男子生徒はの腕を掴んだ

『あの…』

フロイド「オレの小エビちゃんに触んないでよ」

『フロイド先輩…!』

相手の腕をギリギリ音を立てて握っている

『だ、ダメです!離してあげてください!』

フロイド「……」

男子生徒たちは出ていった



『お疲れ様でした』

アズール「お疲れ様でした」

ジェイド「気をつけて帰ってくださいね」

『ありがとうございます』

モストロラウンジを出るとフロイドが立っていた

フロイド「…送る」

『ありがとうございます…』


―――――


『今日は…助けてくれてありがとうございました』

フロイド「……何で止めたの」

『だって…折れちゃうかもしれなかったから…』

フロイド「小エビちゃんのこと無理やり掴んだんだよ?折れてもいいじゃん」

『ダメです。一応接客なんですから』

フロイド「…じゃあもう誰にも触らせないでよ」

『え?』

フロイド「小エビちゃんのこと…好きだから…誰にも触らせないで」

『…っ…フロイド先輩が言う「好き」は…何の「好き」なんですか…』

フロイド「え?うーん……番になりたい好きだけど」

『!……でもフロイド先輩は気まぐれじゃないですか。いらなくなったら捨てられちゃうかもしれ…』

フロイド「なわけないじゃん!」

『!』

フロイド「小エビちゃんに飽きるとかないし!オレは、小エビちゃんのこと沢山好きなんだよ?泣かせた奴いるなら締め上げてやるし」

『それはダメです』

フロイド「何で!」

『……私も…フロイド先輩が好きです。捨てたら…一生許しません』

フロイド「捨てるわけないじゃーん♪」

フロイドはを抱きしめた

フロイド「小エビちゃんは小さいから優しく締めないとね」

『ふふっ…』



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