第6章 シニカル【傭兵】
私の口内を暴れ回る舌がいやらしく感じる。
乱暴な彼の舌は耐えきれないほどの唾液が流れ込んでくる。
私の口からも溢れ出した。
『…ん゛ッッッッ…んん゛っ!!』
彼の指が下着を剥ぎ取った後、さらけ出された秘部をなぞる。
『ッッッッ!?!?ぁ…んん゛〜!』
少しなぞられただけで、身体はナニかを期待するかのように痙攣する。
口のなかまで侵されると私の体内は快感で埋まり始めていた。
『んん゛……ッッッッ……ぷはぁッッッッ!!…はぁ…はぁ…』
酸素を求めたくて、息が荒くなる。
両手は掴まれて動かせない状態、せめてもの動かせる足を使ってナワーブの身体を足で押そうとした。
その足を掴まれ、両手を掴んでいた手をグイッとナワーブの方に引き寄せられた。
ソファから起き上がらされ、座ったナワーブの上に跨らされた。
所謂…対面座位だ。
両手は離してくれたが、私が逃げないようにガッチリと腰を掴んで離さない。