第6章 シニカル【傭兵】
カ「レディーも嫌だろう?自分のボーイフレンドが別のガールの元へ行き、気に入ったら呆気なくゴミのように捨てられてしまうのなら、早めに別れて次のいい人を探すのはどうかな?」
アユソさんの言葉に少しだけ目が醒めた気がした。
いつまでもズルズル関係を続けていても、いいことなんてない。
思い切りが大切なんだ。
次の新しい人に行くのもアリなんじゃないか?
カ「そんなすぐに好きだった人を忘れることは出来ないのはわかっているさ。でも、いつかその人のことなんて忘れて新しい人にしか興味は無くなっていくものさ。」
カ「これだけは言おう。恋の終わりは、自分から立ち去ること。」
その言葉で完全に目を醒ませた。
いつまでも引きずってる自分を捨てよう。