第5章 嫉妬に溺れる【探鉱者】
ノ「…?」
キャンベルはなんの事だかさっぱり分かっていなかった。
ただ、私は信じられない。
だって…普通、彼女が居るくせに別の女に手を出すの??!!
その別の女の私が!!まだ貴方に未練たらたらで、忘れる為に他の人と恋愛する事にしたんだよ!?
寝込みを襲うなんて…!!!
言いたいことが纏められなくて、頭の中でグルグル回る。
ノ「まぁ、今はこっちに集中しろ。」
ぱちゅん、と強く奥まで侵してくる。
『い゛や゛ぁッッッッ……だめ…だめな…のぉ゛…ほんっ……とに…ぁあ゛…やめ゛…んぁ゛……ヤダぁ゛…ッッッッ…!』
私の腰を掴んでる彼の手を掴んで離そうとした。
このままじゃ戻れなくなっちゃう…!
どうして…?
忘れようと決心した時に限って私の心を揺さぶってくるのは…?
たくさんの感情か一気に流れ込んできて、頭の中で抑えられなくなる。