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裏夢短編集 【第五人格】

第2章 共通プロローグ



×××

ル「どうしてなんですか…?」

ナ「簡単な話です、貴方様が初めてのお客様だからです。」

なるほど、なるほど……!?

ル「ゑ!?私が初めてなんですか!?」

あまりの驚きだった。
まさか、自分が初めてだなんて、まだ何も分かっていない状態でこの豪邸に1人はキツい…

ナ「人数が集まり次第、説明はさせていただきます。」

ル「……それって、これから増えるんですか?」

ナイチンゲールさんの言い方的にこれから沢山増えるのだろうか?

人見知りでは無いが、向こうの反応に寄ってはこっちがしんどくなる時もあるんだけどな…

ナ「そうです。これから沢山増えていきますよ。」

やっぱりそうなのか…この豪邸に1人は不安だけど、誰かが来るまで待つしかないってことだよね…

ナ「それまでの間この荘園で過ごしていてください。別の人たちを招待した時はオーウェン様にお知らせし、この荘園についての生活などの説明をしていただきたいのです。」

つまり、ナイチンゲールさんの変わりに説明してくれってことか。

ル「なるほど、そういうことなんですね。生活の方はどうすればいいんですか?」

ナ「食事は交代制で自分達で作ってもらいます。食材は切れることのないよう補充はしておきます。入浴に関しては時間が決められており、女性は17時〜20時 男性は20時半〜23時半になっております。」

ル「だいたい把握しました。就寝時間とか起床時間、食事の時間って決まってるんですか?」

ナ「起床時間は人によってバラバラですので、7時を目処にしている予定です。就寝時間も同様で0時半を目処にしてます。食事の時間に関しては朝食だけ7時半と決めております。」

ル「分かりました。」

人によっては起きる時間も寝る時間も食事をする時間も変わってくる…か…この荘園は一体何を考えているのだろうか、私には分からない。

たまたま呼ばれたタイミングが最初なだけであっただけなんだ。

きっと深い意味もないんだろう。

ところで今は何時だろうか、あぁ、もう19時半か。

ル「説明ありがとうございます。今日は疲れてしまったのでもう寝てしまっても大丈夫ですかね?」

ナ「構いませんよ。部屋は女性が二階で男性が三階になっています。」

ル「好きな部屋使ってもいいんですか?」

そこから返事はしなかった。
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