第4章 身体は口ほど素直 【墓守】
息の仕方を忘れてしまったということは、自然に酸素を求めようと口を開けてしまう。
もちろん彼は見逃す訳もなく、その隙を狙っていたかのように舌を素早く入れてきた。
『〜〜〜!?!?ん゛ん゛…!』
私の口内を暴れ回る舌が体を更に敏感にさせる。
『う゛ぁ…っ…や…めっ…!』
私は舌で彼の舌をグイグイと外に出そうと押した。
しかし、彼は上手でそれがわかっていたかのように私の舌を絡めだした。
『ん゛ん゛っ……!』
どちらの唾液か分からないものが私の口から零れ顎に流れ出した。
彼は私が抵抗する気を無くしたのを分かっていたかのように私の後頭部と腰を掴んで更に深いキスをされる。
私はせめてもの抵抗で彼の腕を思いっきり握りしめてやった。
何度も何度も角度を変えて、深いキスを繰り返される。
私の目からは生理的に涙が溢れだし、顔がびちょびちょになっていた。
『っ……ん゛…ぁ…!』
あまりの激しさに腰が抜けていく感覚が突然現れた。