第3章 好奇心は時には狼を見せる 【囚人】
×××
『…っ…び、……媚薬を盛りました……』
彼の視線に耐えきれず私は口を開いてサラッと言ってしまった。
ル「だろうね、どうして…はぁ…そんなことを…はぁ…したんだい?」
彼の荒い息が私の首筋に当たってむず痒くて仕方なかった。
『っ………こ、こ、好奇心に負けました……』
気まづくて目を逸らしたかった。
ル「理由をちゃんと教えて欲しいな。」
『………盛ったらどんな可愛い顔するのかなって気になったら止められなくなって……』
そう言った時、彼のギリギリ保っていた理性がプツッと切れる音が聞こえた。
ル「もう手加減出来そうにないから。」
『え、あ、ちょ…!』
そう言った彼は拘束していた私の手を解き、私の上に馬乗りになっていた彼は足で私を動けないようにした。
ル「好奇心に負けたこと後悔させてあげるさ。」
その時の彼の顔はいつもの可愛い顔ではなく、獲物を狙っている狼だった。