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裏夢短編集 【第五人格】

第9章 ヒステリックナイト【納棺師】



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作戦を決意した日から、次の日の夜になっていた。

私は1人で調理担当になり、みんなのご飯の中に適量の睡眠薬を混ぜ込んでおいた。

効果は食べてから40分後___お風呂で眠られてしまっては怖いので、今日はみんながお風呂に入ってからご飯を用意した。


誰一人となく睡眠薬なんかに気づく訳もなく、美味しそうに食してる。

全員が食べ終わり、お皿などを片付けていた。

もちろん私はご飯なんて食べていない。

怪しまれないように食べているフリをしていた。

目的の納棺師は自室で食べているようだ。

しっかり空になったお皿を扉の前に置いているのが見えた。

決行日はもうすぐ、残り20分だ。

効果が効きやすい子はもう眠くなっているはずだ。

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