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裏夢短編集 【第五人格】

第3章 好奇心は時には狼を見せる 【囚人】



『それはね、一緒に食べようと思ってね!』

私は満面の笑みで彼に言った。

ル「なるほど…つまり私に会いたかったんだね?」

彼は意地悪な笑顔で私にそう確信したかのように聞いてきた。

『んふふ、それは秘密で!』

ル「ハハッ、それは随分と素敵な秘密だ。」

ルカは笑っていた。

さて、そろそろ計画に移るとしようかな…

お互い食べ終わったのを見ると、ルカに言った。

『今からデザート作ってこようと思うんだけど、何がいい?』

ル「本当かい?ちょうど糖分を欲してた所だったんだ。そうだね……ガトーショコラとかどうだい?」

『うん、それでも大丈夫だよ。作り方は簡単だから、今から2時間くらいかかると思うから出来たら部屋にまた来るね!』

ル「そうして貰えるとありがたいよ。」

そう言って私は部屋を出た。

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