• テキストサイズ

裏夢短編集 【第五人格】

第9章 ヒステリックナイト【納棺師】



×××

今日のゲームは本当に最悪だった。

いくら体が丈夫だからってゲートから脱出できるまでハンターから肉壁をしてくれた愚かな人が居た。

傭兵のナワーブ・サベダーだ。

私なんかを肉壁した所で勝利は見えていた。

私の5台分チェイスが晴れやかに輝けたのは嬉しい。

このままハンターと戯れて3人が逃げられる状態にしたのに、傭兵からの信号でそのままゲートに走れ!と発信された。

たまたま近くの場所でチェイスしていたし、ハッチは反対側だったので一応ゲートに向かって走ってみた。

そこからは分かりきったように傭兵がゲートから出てきて、私の後ろに盾になるように走っていた。

その傭兵の肉壁のおかげで4逃げに成功する事が出来た。

私は特に文句も言わずに、

『ありがと。』

そう一言告げて自室に戻った

/ 190ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp