第7章 インスピレーション【画家】
『ちょッ……!理不尽!!』
じたばた暴れる私を意図も簡単に抑えるエドガー。
エ「元はと言えば君が低俗なアイデアを考えるせいでこうなったんだ。恨むなら自分を恨め。」
そう言ってエドガーはワンピースの中に手を忍ばせてきた。
『ゑ!?ちょ、ちょ何してんの!?』
エ「何ってナニでしょ」
嘲笑いながら言うエドガーが不意にも可愛いと思ってしまった。
『いやいやッ!やめてッ?こんな事したって貴方の為にならないよ?』
エ「は?」
何かNGワードでも言ったのだろうかワルデンさんの纏うオーラが一気に怖くなった。
エ「もっかい言ってみて?」
『だ、だから…あなたのためには…ッ…んん!?』
いきなり唇が塞がれる。
威嚇している蛇のように噛み付いてきた。
しかし、私にはなぁ!恥ずかしさも欠けらも無いから鼻で息してやる!!