第7章 インスピレーション【画家】
×××
『…かわいい…』
職業上、こんなフリフリのワンピースを着ることなんてこの先も無いと思っていたけど…案外いいものだ。
エ「…ッ…」
エドガーから見れば、誘っているようにしか見えない。
『意外とこんな服を着てみるのもありかな』
ぼそっとルイスは言った。
鏡の前でくるくる回り、自分の姿見を確認しているルイスを見つめているエドガー。
エ「ッ!」
たまたま、くるくる回っていたときスカートがふわりと靡いて、太ももギリギリまで見える。
ルイスはちゃっかり着込んでいて、ガーターベルトが見えた時エドガーの理性がぷちっと切れる音がした。
エ「……」
『ふーんふふーん♪……わっ!』
テンションが上がって鏡の前で調子を乗っていたら、突然後ろから腰を掴んで私を抱きしめ、そのままベットにぶん投げられた。
『ちょっと!乱暴にしないでよ!』
エ「そんな低俗な服を着た君が悪いんだ…」