• テキストサイズ

【グノーシア】【短編集】宇宙を漂う船の中で

第4章 My sweet honey【沙明】


昼食を食べ終え、ビルの八階。
そこで二対二に分かれてゲーム対決をしていた。
エアホッケーである。
もちろん俺は愛しのハニーと一緒。何となくツバサの次の動きも分かるし、ツバサと連携を取りながらカットしたり、隙をついてアタックしたりと、結構白熱したバトルを繰り広げていた。
でも、ジナとSQはなかなか手強い。
俺らの一瞬の隙を見逃さずに、俺らのゴールに入れてきやがる。
ま、俺とツバサが負けるワケねーけどな!
結局俺らが勝ったし。
あ?別に成人済みのいい歳した大人がエアホッケーをガチでやったっていいだろ。冷めた目で見られようと知ったこっちゃねーっつーの。
「ツバサと、沙明、すごく強かった……」
「SQちゃん久しぶりにエアホッケーやったカモ……二人とも強いし超疲れたZE……」
もうみんな汗かいてるしちょっと息切れしてる。
俺も仕事じゃカラダよりもアタマ使う方がずっと多いからな。
カラダ使うっつったら危険な動物をなるべく苦しめないように大人しくさせるときぐらいだな。
だから、体力の向上とかいう文字は頭から抜けている。
ま、俺だって筋肉ゴリゴリになりてーわけじゃねェし、今のこのほっそりしたボディがいいんだよ。ツバサにも筋肉つけた方がいいか話したことあるけど、俺のこのままのカラダが一番いいっつってたしな。
そのあとはそのままンーフーに発展したことが近い記憶だ。
俺もツバサのソフトなボディは大好きだぜ?
抱き心地最高だからな。色んな意味で。
「はー、疲れた……」
「ハァっ……んで、この後どーすんの?帰るのか?」
「んー、どうしよ……?SQとジナはこの後何かある?」
「特に、何も」
「SQちゃんもこの後は暇だよー!」
さて、どうしたもんかね。
/ 86ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp