第2章 櫻道風
「額にあるのは痣か?」
「あ‥これは小さい頃に‥」
「お前は誰に刀を?」
「俺は鋼鐵塚さんです」
は手をあげた
「櫻道風さん何か知っていることがあれば教えてください。お願いします」
「俺からもお願いします」
櫻道風は頷いた
「お前と初めて会ったのは雪の日だった‥軽く雪かきをしていたらがやってきたんだ」
「それで?」
「刀を作って欲しいと頼みに来たんだ」
「私が櫻道風さんのところに‥‥」
櫻道風は頷いた
「驚いたよ。自ら雪の中来たからな‥。それで出来た刀を持たせたら綺麗に光ったんだよ。クリスタルのようにな‥」
「クリスタル‥‥」
「だが俺はの親はわからない」