第5章 もう1つの呼吸
「ありがとうございますしのぶさん」
は笑顔でそういった
「しのぶさん私親の記憶もないんです」
「さんが一番最初にお世話になった柱の所へ行ってみてはどうでしょうか」
「しのぶさんではなくてですか?」
しのぶは頷いた
「はい。あとは頼んだといわれてさんはつれて来られたんです」
「誰にですか?しのぶさん」
「伊黒さんです」
「あ‥あの蛇と一緒の?」
しのぶは頷いた
「わかりました。行ってみます」
「さん大丈夫ですか?」
「実は‥ちょっと蛇が苦手で‥‥」
は苦笑いした
「一人で行くのが怖いなら甘露寺さんと一緒に行ってみては?あの二人は仲いいので」