第33章 ※柱稽古
の頭を撫でながら手を取り、触れさせる。先ほどよりも大きくなり、青筋を立てて硬くそそり立っているそれには少しぞっとした。
天元ももう余裕のなさそうな顔でを見る。
「ちょっと体、起こせるか?」
「ん。」
天元は胡坐をかき、と向き合うようにして上からまたがせる。
「・・これ・・恥ずかしい。」
秘部が見えてしまいそうな体勢にはうつむいて恥ずかしがるが、天元はその姿にさらに欲情し、ビクビクと苦しそうなソレを入り口に押し当てる。
「自分で少しづつ挿れてみな。痛かったら言えよ。」
「う・・うん。」
ふーっと息を吐きながらゆっくりと腰を落としていく。が、先端もなかなか入っていかない。どうしようという目で天元を見ると、天元はの頬に手を当て引き寄せ、優しく深い口づけをする。手は蕾に持っていき、指の腹で刺激を与える。
「んっんっ・・」
気持ちよさそうに薄く目を開けるを見ながら、少しずつ先端を押し込んでいく。やっとずぶぶぶと入っていき、先端が入り切ったところでがぱっと口を離す。少し体が痙攣しており、中もぎゅっぎゅっと締め付ける。
「はぁ、はぁ・・はぁっ。」
肩で息をしながら、おぼろげに周りを見て、さらに腰をぐいぐい下ろそうとしている。
「おい・・。・・いいってゆっくりで。・・・今・・自分がどんな顔してるか分かってるか?・・あー・・たまんねぇな。」
惚けた顔もそうだが、手を後ろにつき、軽くのけぞるような体勢になっており、鍛えてくびれた腰、突き出すようになっている豊かな乳房、甘い吐息。が気にしていたあちこちの古傷も紅潮し、より妖艶さを際立たせていた。
「ん・・天・・げん。・・言わないで・・は・ずか・・しい、あっあっ・・。今、・・大きく・・しない・・・で・・んっ。」
少し涙目になりながら、が言う。
「いや・・無理だろ。目からの刺激が強ぇ。」
は目を細めて体をぴくんぴくんとさせながら、ふーっと息を吐き、また腰を落としていく。