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気炎万丈【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】【R18】

第26章 安心


コンコン
またドアをノックする音がして、千寿郎が来た。
に差し入れを持ってきたようだった。

天元はをそっとベットへ寝かせ、千寿郎と一緒に赤ん坊の世話の仕方を炭治郎から教えてもらうことにした。

が目を覚ました時には、炭治郎のおしめ替え講座が開かれていた。

「み、みんな・・。なんかありがとう。天元までお世話する気になってる・・。」
「当たり前だ。俺、桜寿郎の父上だしな。」
「え!?」
「え!?」
「ほら、変なこと言わないで、2人とも困ってる。」

「あ、そうだ。炭治郎。日ノ呼吸やってみるから庭に行こ。」
「じゃあ、僕、桜寿郎見てるんで、皆さん行ってください。」
千寿郎が気を利かせてくれた。

「天元、しのぶさんが来ないように見張ってて。」
「何だそれ。悪いことしてる自覚あんのにやるんじゃねぇよ。」
「だって、動かないと体がなまってしまう。」
「・・・結構頑固なとこあるな。お前。・・・体調が悪そうだったら途中で止めるぜ。」

「では、木刀だから威力は弱いけど。」
は、自分が知っている6つの型を炭治郎に見せた。
私には日ノ呼吸が合わなかった様だからうまく馴染んでいないと言いながらも、近くにいると空気がビリビリしてきた。

「他の型みたいに 一とか二とかじゃないから、この六つのつながりが分からないんだけど、多分もっと型があると思う。でも、これが私の知っている全て。」

「ありがとうございます!すみません。体調が万全ではないのに・・。」
「この位なら大丈夫。」
「大丈夫じゃねぇよ。ほら戻るぜ。」
をひょいっと抱えて、天元は部屋に戻る。

ちなみに、しのぶからは後で怒られた。
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