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気炎万丈【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】【R18】

第5章 炎の呼吸


「いえ、さすがに、数日前に出会ったばかりの方やその家族の方にそこまで面倒を見てもらうわけにはいきません。」

「鬼殺隊の同期として、お互いの力を高めるために、一緒に鍛錬を積んで欲しい。先ほどの稽古だけでも一人ではできないことに多く気付け、沢山学べた。君もそうではなかったか?」
「それに・・・正直に言うと、何より君といると楽しい。」

「あ・ありがとうございます。」
言いながらは耳まで赤くなってしまった。

それを見て、杏寿郎も正直に気持ちを出しすぎてしまったと気付き赤くなる。

(兄上・・押しが強い。)とつられて千寿郎も自分もこの場にいることがいたたまれなくなり、赤くなる。
「さんが来て下さると、我が家が賑やかになるので私も嬉しく思います。」
と、千寿郎も助け舟を出した。
は少し考え、まじめな顔をして言う。
「ありがたい申し出に感謝しております。では、今しばらく考えてから返答させてもらっても良いですか?」

「もちろん。急に勝手なことを言ってすまなかった。」

昼食後は午前中できなかったお互いの呼吸と型の見せ合いを行った。

の教わった日の型は分かっている部分が少なく、型もおそらく全てではなく、部分的にしか伝わっていないため、はやりづらく感じていた。
杏寿郎が教えた炎の呼吸法や型の方がには合っており、教えればすぐにできるようになった。

杏寿郎の方も日の呼吸や日の型について教わることで、自分の炎の呼吸に生かせることもあり2人で技の研究をするのをとても有意義に感じていた。

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