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気炎万丈【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】【R18】

第21章 報告


「・・・君の言うとおりだ。返す言葉もない。」

「しっかりしろよ。お前。父親なんだろ?」
「ま・・・はきっとすぐに目覚めるさ。輸血が足りねぇなら俺の血をやる。同じ血液型だからな。俺はそのためにここに呼ばれたんだ。」

「面目ない。」

「はいつもお前より先に絶対死なねぇって言ってるぜ。それがお前にできる一番の恩返しだって。」

「初耳だ。」

「当り前だよ。こんな話本人の前で言うわけねぇよ。お前を自分のせいで傷つけたくねーんだとよ。健気じゃねぇか。」
「を信じてやれ。よく話を聞いてやれよ。」

「・・・宇髄。君は俺の知らないを知っている。」

「が好きだからな。でも、にとっては煉獄は別格だからな。いくら俺が好き好き言っても、取り合ってもくれねぇぜ。」
「には倖せになって欲しいからな。余計な世話ばかり焼いて悪ぃな。」

「宇髄、君が俺に何も教えず黙っていて、が俺に愛想をつかすのを待つこともできるだろうに。君は優しいな。」

「質の悪ぃことにな。俺はお前も結構好きなんだ。」
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