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自由の翼を掴む話【進撃の巨人】
第130章 月とオリオン
次の日、
エマはあのテラスのベンチで
夜空を眺めていた。
空は澄んでいて、
星が瞬く様子がよく分かる。
エマはオリオン座を見ながら、
ある決断をした。
そして、
ベンチから立ち上がったその時、
「エマ。少し話したい。」
いつの間にかベンチの後ろにいた
リヴァイに声を掛けられた。
「リヴァイさん。私も丁度
話したいと思っていたところです。」
エマはそう言うと、
再びベンチに座る。
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