第127章 ●フェロモンと興奮
舌先で唇を刺激され、
エマは小さく口を開けると、
エルヴィンはゆっくり
エマの口の中に舌を入れ、
そのまま口内を舐め回すように舌を這わせる。
相変わらずの絶巧なキスに、
エマの下半身はすぐに疼き始めた。
「……君のその表情は、本当にそそられるな。」
エルヴィンは唇を離し、そう言うと
エマの首元に舌を這わせながら、
服を脱がしていく。
だが、何の抵抗もしないエマを
不思議に思い、
「エマ。反抗しないのか?」
と、問いかけた。
エマは息を弾ませたまま、
「もう食事中から、
結構その気になってますからね……
今回も、きっちり責任、取って下さい……」
と、赤面した顔でエルヴィンに笑いかけた。
「なんだ。
もっと早くからこの作戦を
実行すべきだったな。」
エルヴィンは少し笑うと、
エマの胸を手で優しく包み込み、
舌先だけで胸の突起を舐める。