第126章 雑務の手伝い
「……んぁっ、
エルヴィンさん、ちょ、ほんとに、」
「そんないやらしい目で見られながら
食事をして、
私が何も感じないと思っているのか?」
エルヴィンはエマの言葉を遮ると、
再びエマの指を口に含んだ。
「……っ……いや、……そんなつもりじゃ
なかったんですけど………」
「………けど、何だ?」
エルヴィンはエマの指を舐めながら、
上目遣いで問いかける。
「……エルヴィンさんの食べてる姿見てたら、
なんか、変な気分に……」
エルヴィンのいやらしい視線に
耐えきれず正直に話すエマを見て、
エルヴィンは小さく笑うと、
「そうか。期待通りの展開だな。」
そう言ってエマをソファーへ押し倒した。
「……え、これ、
エルヴィンさんの作戦ですか……?」
エマは自分の速い鼓動を感じながら、
エルヴィンに尋ねる。
「ああ。だが、ここまで君が
興奮してくれるとは思っていなかったよ。」
エルヴィンはそう言いながら、
エマに唇を重ねた。