第113章 律儀な謝罪と憂い事
「まずお前は、俺やエルヴィンとの
情事について色々暴露した後、
エレンやジャンにやりたい宣言をして、
爆睡した。」
「そ、その時点で既に最低ですね、私……」
エマはどもりながら頭を抱える。
「そして起きてすぐ
俺に抱き着いて離れなくなったから
ここまで運んでやったら、
俺が部屋を出る寸前に号泣し始めて
まんまとお前に掴まったわけだが。」
リヴァイはそう言いながら
エマの顔を覗き込んだ。
「……私がどうしようもない
酔っぱらいだったことは分かりました。」
エマはそう言って
リヴァイに深く頭を下げる。
「そうだな。
だが、話にはまだ続きがある。」
リヴァイはそう言うと起き上がり、
エマを引き寄せた。
「お前は俺の服を無理やり脱がした後、
散々ベタベタ触って
俺をその気にさせておいて、
放置して爆睡だ。」