• テキストサイズ

自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第111章 欲に正直に





次の日の夜になり、
エルヴィン、リヴァイ、ハンジ、
エレン、ジャン、エマの6人は
エルヴィンの部屋で飲み会を始めた。




「前も言ったと思うのだが。
何故エマはいつも真ん中なんだ?」

前回同様、ロングソファーに
エレンとジャンに挟まれて座るエマを見て、
エルヴィンはため息を吐く。


「お前、まだそんなこと言ってんのか?」

リヴァイは呆れた顔でエルヴィンを見た。


「ねぇ、それより、今回の目玉の酒!」

ハンジは二人の会話を遮り、
ラベルの付いていない酒を取り出した。



「ハンジさん、これ、大丈夫なやつですか?」

エマは思わず問いかける。


「……良かった、俺未成年で。」

ジャンは小さくため息を吐いた。


「まぁまぁ、飲んでみたら分かるから!
ほんと、やみつきになるよ?」

ハンジはそう言ってニヤリと笑うと、
グラスに注いだ酒をエマに手渡した。

/ 770ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp