• テキストサイズ

自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第109章 最善の結論



「おい。早く戻ってやれ。」

リヴァイはエマの手を掴むと、
立ち上がらせる。


「あいつにも、お前しかいない。
あいつを支えられるのは、お前だけだ。」



エマはリヴァイに引かれるがまま、
ドアの外に出た。








「リヴァイさん。」

「……何だ?」


エマは言おうとした言葉を、
喉元で呑み込む。



「……いえ、やっぱり何でもないです。」

「……そうか。」

リヴァイはそう言うと、
エマの髪を優しく撫で、ドアを閉めた。









エマはドアの前で、
しばらく立ちすくむ。


/ 770ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp