第109章 最善の結論
「リヴァイさん、
さっきの話なんですけど」
「もうその話は結論が出てる。」
リヴァイはソファーに座り、足を組んだ。
「……結論、出てないですよね?」
「俺の中での結論は出てる。
だからお前が心配することは何もねぇんだよ。」
エマは言葉の意味がよく理解できず、
リヴァイを見た。
「お前はこのまま、エルヴィンの
恋人として過ごせばいい。」
エマは黙ってリヴァイの話を聞く。
「俺はお前に恋してると言ったが、
ただそれだけだ。
お前とまた、どうこうなりたい訳じゃねぇ。」
リヴァイはそう言いながら、
エマから少し目を逸らした。