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自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第8章 リヴァイの懺悔



「あの、リヴァイさん。
私も先日、リヴァイさんに
かなり甘えたことしましたし、
昨日のことは気にしてないので大丈夫です。」

突然のリヴァイからの謝罪宣言に
動揺を隠しきれず、
釣られて首元を手で摩る。


「いや、それとこれとは訳が違うだろ。」

リヴァイは硬い表情のままだ。



その時、エマは
ふと疑問に思ったことを問いかけてみた。


「……リヴァイさん。
昨日はかなり酔ってたみたいですけど、
その時の記憶はあったんですか?」

「……悪いが、エルヴィンがハンジを
部屋に連れて行ってからの記憶がほぼない。
さっきエルヴィンから少し話を聞いたが。」


エマはそれを聞き、思わず吹き出した。



「覚えてないことを謝らないで下さい。
多分、リヴァイさんが
心配しているようなことは
何もありませんでしたよ?」

「……どういうことだ?」

リヴァイは眉間の皺を濃くして、
エマに問いかける。


「リヴァイさん、酔っ払って
確かに私にも絡んできましたけど、
肩にもたれかかられたり、
抱きつかれたりしたくらいで。
それ以上は何も。」


リヴァイはそれを聞いて、

「あのクソが……騙された……」

そう言うと、大きくため息を吐いた。

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