第95章 ●優しい手と卑猥な手
リヴァイの指は、
頬を滑らかに撫でたあと、
唇にそっと触れる。
そして、親指を優しく唇に沿わせた後、
ゆっくりエマの口に指を入れた。
「……、ちょ、リヴァイさん、」
エマは思わず声を上げる。
「口に指入れたくらいで騒ぐな。」
リヴァイはそう言うと、
人差し指と中指を使い、
淫らな手付きでエマの口内を刺激した。
エマは漏れそうになる声を抑えるが、
リヴァイのいやらしい手付きに、
徐々に息を弾ませる。
「おい、お前は口でそんなに感じれるのか?」
リヴァイは少し笑うと、
またエマの口内を刺激する。
「…んっ、……ちがい、ますっ、」
自分の身体が異常に熱を
持っていることに気が付きながらも、
リヴァイから目を逸らし否定した。
「本当に違うんだな?」
リヴァイはそう言うと、口の中から指を抜き、
エマのスカートの中に手を入れた。