第85章 飲み会でプロポーズ
次の日の夕方、
エマは食堂でハンジに声をかけられる。
「エマ。今日の夜、
エルヴィンの部屋で一緒に飲もうよ!」
ハンジはエマの肩を抱きながら言う。
「わ、嬉しいです!行きます。
なんか久しぶりですね。」
エマは楽しそうに声を上げた。
「エレンの力も戻ったし、
そろそろ調査が入るだろうからね。
その前に、みんなでパーっと楽しも!」
ハンジはそう言うと、
笑顔で食堂を後にした。
『また調査が始まるのか………』
エマはハンジの後ろ姿を見送りながら、
少し胸が痛むのを感じた。