第41章 ハンジの相談室4
「なに?ズケズケ言われすぎて腹立った?」
「……いや。」
「ならそんなに眉間に皺寄せるのやめてよ。」
ハンジはそう言いながら、
手でリヴァイの眉間の皺を伸ばそうとする。
リヴァイはその手を払いのけると、
「大体分かった。
が、そんなすぐに謝る気にもなれない。」
そう言って椅子に座り込んだ。
「何の意地よ、それ。」
ハンジはため息を吐いた。
「さっさと仲直りしなよ。
ただでさえ密かにエマのこと
狙ってる兵士多いんだから。
隙を突かれて、持って行かれても
知らないからね。」
ハンジはそう言うと、部屋から出て行った。