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自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第40章 幸せな時間の後に





「……あの、リヴァイさん。」

殆ど服を脱がされ、
リヴァイに優しく愛撫されながら、
エマはリヴァイに声を掛ける。


「お前、まだ喋る元気があるのか。」

「いや、結構もう
いっぱいいっぱいなんですけど……」

リヴァイは少し笑うとエマの髪を撫で、

「まだ怖いか?」

そう言ってエマの目を見つめる。


「……いえ、そうじゃなくて。」

エマはそう言うと、リヴァイの首に腕を回し

「なんか、今すごい幸せです。」

と、耳元で囁くように言った。


リヴァイはエマを抱き返すと、

「奇遇だな。俺もだ。」

そう言ってエマの額に口づけをした。
















「………エマ。」


リヴァイに落ち着いた声で
名前を呼ばれ、エマは目を覚ます。



「……あれ、私寝てました?」

「やるだけやって寝るとは、
お前もなかなか肝が据わってるじゃねぇか。」

リヴァイはエマの髪を撫でながら言う。


「………完全に疲れですよ。
リヴァイさん、何回するんですか。」

エマはそう言うと、
リヴァイから視線を逸らした。


「まだ3回だ。」

リヴァイは平然と答えると、
エマの頬にキスをする。


「あの、私、前回が初めてだったんで、
さすがに2回目にして連続ってのは……」

「何言ってんだよ。次で合計5回目だ。
もう慣れただろ?」

リヴァイのその言葉を聞き、
エマはため息を吐く。

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