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自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第39章 ジャンに相談



「……と言うか、エマさん、
俺の年齢分かって言ってんのか?」

「分かってるよ。」

「エマさんと10歳も違うんだぞ?」

「でもジャン、大人っぽいもん。
それに誕生日早いから、もう17でしょ?
しかも私まだ誕生日きてないから、
実際は8歳差。」

得意げにそう言うエマに、
ジャンはまたため息を吐く。



「なぁ、聞いてもいい?」

「なに?」

「俺、エマさんの恋愛対象に入ってる?」

ジャンの問いに、エマは口を噤む。



「俺のこと、恋人として見れる?」

「……え、それってさっきの話の続き?」

「もうそんなのはどっちでもいい。
俺はエマさんの恋人になれるのか
って話だから。」


真剣な表情のジャンに、エマは

「私、恋人いるし、さすがにジャンとは
恋人にはなれないけど……」

と、視線を逸らしながら答えた。


「……どうやって聞けばいいのか
わかんねぇんだけど。」

ジャンは首元を手で摩りながら、言葉を探す。



「だからな、もしエマさんに恋人が
いない状態で、俺が告白したとしたら
エマさんは真剣に考えてくれた?」

エマはジャンの問いに少し考えると、

「全く想像つかない例え話なんだけど……」

そう言って軽く目を瞑る。

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