• テキストサイズ

自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第31章 調査兵団帰還




その後、声をかけてきたのはハンジだった。


「エマ!元気してた?」

ハンジはいつもの明るい声で
エマに声をかける。


「ハンジさん。
無事で良かったです……!!」

エマはハンジの笑顔を見て、
また少し涙ぐみ、

「ちょっと、そんな顔しないの。」

と、ハンジはエマを強く抱きしめ、
優しく頭を撫でた。


「あー……エマ抱きしめると、
なんか落ち着く。」

ハンジは目を瞑り、ため息を吐く。






「リヴァイの事は聞いた?」

ハンジの問いかけに、エマは静かに頷いた。


「そっか。」




「………リヴァイさん、今はどこに?」

エマはハンジの胸に抱かれながら、
問いかける。


「多分部屋かな。
しばらくは誰にも会わないかも知れないけど。」

ハンジはエマを離しながらそう言い、

「今はまだ荒れてると思う。
それでも会いたいなら、行ってみなよ。」

と、エマの肩に手を置いた。

/ 770ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp