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どうかその手で[鬼滅の刃/不死川落ち]

第9章 *告白


2人は蝶屋敷に着き、しのぶに2人が思うことを話した。

胡:「なるほど…。戦うことで回復すると…不死川さん、どうでしょうか?さんを任務に復帰させるというのは。」

不:「あぁ?」

:「鬼殺隊として、ですか?」

胡:「はい。さんは鬼ですからそう簡単には死にませんし、その体で鬼を倒してくれるのなら、さんも回復できて一石二鳥です。どうですか?不死川さん、さん。」

不:「…。…、お前はどうしたいんだァ」

:「みんなが私を受け入れてくれると言うのなら、復帰したいです。」

不:「上弦にもし会ったりしたら、ちゃんと逃げれんのかァ」

:「逃げません。戦います。絶対勝ちます。」

不:「そうかよォ…。わかったァ。だが、1人では行かせねェ。必ず柱の誰かと任務に当たれェ。いいなァ。」

:「分かりました。」

胡:「ではお館様にもその旨報告しておきますね。また何か体に異変があったらいつでも来てください。」

:「分かった。ありがとうしのぶちゃん。」

胡:「いいんですよ。」



2人は帰りにおはぎを買って不死川の家へと帰ってきた。



不:「茶淹れてくるから居間で待ってろォ」

:「分かりました。」


しばらくすると不死川も居間へとやってきて2人は一緒におはぎを食べた。

不:「いつから胡蝶のこと、あんな呼び方するようになったんだァ?」

:「…秘密です…」

不:「あぁん?そうかよォ」

不死川への想いをしのぶに打ち明けた時からだなどは恥ずかしくて言えなかったのだ。

:「久しぶりですね、こうして2人でお茶を飲みながら話すの。」

不:「そうだなァ。前までこれが日課だったからなァ。」

:「…嬉しいです、私。またこうして、しは…実弥さんと過ごせるの。私この時間が大好きでした。」

不:「そうかァ…俺もだァ…」

不死川はの頭をぽんぽんと撫でた。
するとはふにゃりと笑った。

不:「…次からは宇髄にも富岡にも頭撫でさせるんじゃねぇぞォ…」

:「わかりました。」

2人はそこからしばらく談笑した。

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