第5章 竈門炭治郎
杏:「!鍛錬に励んでいるか!」
:「煉獄さん、はい、また稽古つけてください。煉獄さんにはお芋のおはぎ買ってきました。どうぞ。」
杏:「覚えていてくれたのか!ありがたいことだ!帰ったらいただくとしよう!」
小:「のことを皆特別扱いしているようだが、俺はそんなことしない、俺は他の者と同じように接する。俺が特別扱いをするのは…」
:「蜜璃ちゃんだけですよね。知ってます。伊黒さんもこれどうぞ。」
小:「これは…俺は別に飴細工を見ることが好きなのであって、飴細工そのものが好きなわけではない。だがこれは鏑丸にそっくりだ。仕方ないから受け取っておいてやる。」
:「受け取っていただいてありがとうございます。」
悲:「伊黒はもう少し素直になれ…南無阿弥陀仏…」
:「悲鳴嶼さんもいつも優しくしてくださってありがとうございます。父の日も近いのでこれどうぞ。」
は父親のように思っている悲鳴嶼にはおはぎと綺麗な数珠を渡した。
悲:「ありがたいことだ…私もを娘のように思っている…」
悲鳴嶼は嬉しくて涙を流していた。
胡:「悲鳴嶼さんはよく泣きますね。」
:「しのぶさんにもありますよ。どうぞ。」
胡:「ありがとうございます。前にも言いましたが、さんも自分の体に気を遣ってくださいね。」
:「ありがとうございます。しのぶさん。」
そして先ほど渡しそびれた宇髄と時透にもおはぎを渡した。
冨岡は自分にも渡されるのを黙って待っていた。
不:「冨岡ァ、お前にあるわけねぇだろォ、とっとと帰れェ。」
冨:「自分ももらえていないではないか…。」
不:「あぁ!?テメェ!ぶっ殺してやる!」
悲:「落ち着け不死川。」
胡:「なんだかこの光景前にも見たような…」
:「私もそんな気が…ちゃんとありますよ冨岡さんの分も、師範の分も。冨岡さんこれどうぞ。師範は帰ってから一緒に食べましょう。」
冨:「おれは嫌われてない…」
冨岡はおはぎをもらうと満足そうな顔をしてとっとと帰っていった。
と不死川は家に帰ると仲良く2人でおはぎを食べた。