第2章 最終選別
が不死川の屋敷に着くと不死川は外で待っていた。
:「"師範"ただいま帰りました。鬼を全て倒してその場にいた全員で突破は出来ませんでしたが…」
不:「あぁ、いいんだよォ。お前だけ生きて帰れたのもすごいことだァ。だから胸張れェ。」
不死川はの頭を優しく撫でた。
は行く前に柱に稽古をつけてもらっていた自分が全ての鬼を倒し、その場にいた鬼殺隊士になりたい人たち全員と突破するという目標を掲げていたのだ。
:「師範の日輪刀はよく切れました。そのおかげで突破できました。貸してくれてありがとうございます。今これをお返し致します。」
不:「当たりめぇだろォ。一体何時間かけて研いだと思って…なんでもねぇよォ。中に入れェ、飯にするぞォ。」
:「師範…私に貸すために研いでくれたんですか?いつも刀鍛冶の人に任せっぱなしの師範が?」
不:「うるせェ。んなことしてねぇよォ。」
:「師範…師範は私の世界一の師範です。大好きです。ありがとうございます。」
不:「…っ、他の柱にはんなこと言うなよォ。飯食うぞォ。俺は腹が減ったァ。」
不死川は心なしか顔を赤くしながら中へと入っていった。