第2章 従妹ちゃんは、加減が解らない。
家に帰った。次の日、私は、なかなか朝ご飯を、食べに行けなかった。
頭がガンガンするし、しんどい。
「どうしたの?。 ちゃん?」
「あ、チョロ松お兄ちゃん、何か頭 痛くて~体がダルいしー風邪引いたのかな~?」
「それな~二日酔いって言うだぞ」
っと後ろからおそ松お兄ちゃんに、言われた。
「こ、これが二日酔い。!」
「そー、 もしかして初めてなのか?」
ゆっくり頷いた。
「昨日の夜中の事は覚えてるか?」
「えっ? 何となくは覚えてるけど、~。」
「その時に、ちゃんが寝落ちして、隣にいた一松が、支えて自分の背中でおんぶしたんだよ。」っとチョロ松お兄ちゃんが言った。
「えっ!?じゃ一松お兄ちゃんが私を家まで運んでくれたの?」
うんっと一松以外の兄弟達が頷いた。
一松は少し赤い顔をして、下を向いていた。
私は、二階に上がり鞄を持って降りてきた。鞄の中から封筒を一松お兄ちゃんの前に差し出た。
「これ、受け取て。」
「何? これ?」
「おんぶしてくれた。お礼だよ。」
封筒の中身を見るとお金はが入っていた。それもそこそこの金額だった。
「こんなの、欲しくておぶった訳じゃないよ。」
「じゃー俺が貰っとくわ。」
ぐっい!
「ぐっえー!」っとカラ松に捕まるおそ松。
「おそ松! 勝手に持っていくな!」
「ちゃん?このお金は、何に使うつもりだったの?」
チョロ松お兄ちゃんが静かに聞いてきた。
「そのお金は、お兄ちゃん達と焼肉屋さんに、行くつもりで持ってたお金だよ。」
それを、聞いたおそ松は、
「じゃーお礼は、それでいいんじゃね? なぁ~ 一松も、それでいいよな!」 頷く一松。
「でも、まだ頭痛いし、予約やめようかなって、思ってたんだけどね。」
「今 さらっと予約って言った?」
「うん 予約制がある食べ放題のお店なんだ。 人気があるから」っと言った。
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