第7章 風邪引き、年中松に看病される｡

「私は､別に今の一松お兄ちゃんでもいいよ｡ただ兄弟には、ちゃんと名前で呼んであげて欲しいなって思うの｡」

「あぁ～それって難しいかな～長い間ずっとあのやり取りしてるからね｡」っとチョロ松お兄ちゃんが言う｡

「そう～私ね。言霊とか信じる方だから、あんまり一松お兄ちゃんには､自分からマイナスの言葉は言って欲しくないんだ｡」

「ちゃんは､優しいんだね｡」っとチョロ松お兄ちゃんが言う｡　

「そんな事ないよ！チョロ松お兄ちゃんも他の兄弟の事をよく解ってて、優しいもん｡」っと言うっとチョロ松お兄ちゃんは､少し辛そうな顔になる。

「そんな風に見えてるんだね｡　けど、僕は君と手を繋ぎたいとか、普通に思うんだよ｡」

「ふぅ～ん、じゃあ　私が､寝るまで手、繋いでてくれる？」っと言った｡

「あぁ～いいよ｡」っと言ってチョロ松お兄ちゃんは私の手を握って、側に居てくれる事に､なった｡

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